オステオトロンV

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オステオトロンとは

オステオトロンVは、「低出力パルス超音波(LIPUS: Low-Intensity Pulsed Ultrasound)」を用いて骨折部位の治癒を促進することを目的とした医療機器(骨折治療器)です。

やよい整骨院でも大活躍!!

多くのアスリートの怪我の治療に用いています。

主に、野球肘・足関節捻挫・腰の疲労骨折等に多く用いています。

オステオトロンの特徴

  1. LIPUS技術: 低い強度の超音波を断続的(パルス状)に照射する技術を採用しています。この物理的刺激が骨の治癒プロセスを活性化させると考えられています。
  2. 治療期間の短縮: 臨床研究などに基づき、LIPUSを使用しない場合に比べて骨癒合(骨がくっつくこと)にかかる期間を約40%短縮できる可能性があるとされています。
  3. 2チャンネル同時出力: 2つのプローブ(超音波を出す部分)を同時に使用でき、広範囲の骨折や複数部位の治療に効率的に対応できます。
  4. コンパクト設計: 持ち運びや設置がしやすいように、小型・軽量化されています。

期待される効果

LIPUS(低出力パルス超音波)が骨折部位に与える主な効果として、以下のようなメカニズムが考えられています。

  1. 骨形成の促進: 骨を作る細胞(骨芽細胞)の増殖や分化を刺激し、新しい骨(仮骨)の形成を促進します。
  2. 血管新生の促進: 骨折部位周辺の毛細血管の新生を促し、血流を改善することで、治癒に必要な酸素や栄養素の供給を高めます。
  3. 炎症反応の調整: 治癒過程における炎症反応を適切にコントロールする可能性も示唆されています。

主な目的・メリット

  • 骨癒合期間の短縮: 骨折の治癒を早めることで、ギプス固定期間の短縮や早期の社会復帰・スポーツ復帰を目指します。
  • 難治性骨折への対応: 治癒が遅れている骨折(遷延治癒)や、くっつきにくい骨折(偽関節)に対しても、治癒を促進する効果が期待されます。
  • 痛みの軽減: 治癒が促進されることで、結果的に痛みが早く軽減する可能性があります(ただし、主目的は骨癒合促進です)。
  • 非侵襲的治療: 手術などを行わず、体の外から超音波を当てるだけなので、患者さんへの負担が少ない治療法です。

まとめ

オステオトロンVは、低出力パルス超音波(LIPUS)という技術を利用して骨折の治癒を物理的に刺激し、治療期間の短縮や難治性骨折の改善を目指すための骨折治療器です。

やよい整骨院でも、多くのアスリートに用いています。

もし、怪我をした時は、やよい整骨院にご相談ください。

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